Sakiko のアメリカ暮らし徒然記：仕事、遊び、文化

最近、ずっとコンサルティングを行っていた会社からよい条件でお誘いをいただき、ネコちゃんとの昼寝は捨てがたいものの、そろそろ本腰入れて働く時期かなと重い腰を上げ、転職することにいたしました。転職といっても、これまでは家で好きな時間に仕事をするという本当に恵まれた生活をしていたので、どちらかというと新たに就職する、という気構えなのですが…。

さて、アメリカで就職する際には、ビザが必要です。もっとも一般的なのが H-1B というビザで、これの取得にはスポンサー (雇用側企業) が必要になります。つまり、H-1B で就労している場合、転職するたびに、H-1B を移民局に申請する必要があるわけです。この申請が完全に受理され、Notice of Action という通知がもらえるまでには、最短で 15 日ほど、通常はそれ以上の日数を要します。ただし、申請が受理したという Receipt が移民局から発行された段階で、面目上は働き出してよい、ということになっているようです。
この H-1B、メンテも大変ですが、一応最長６年 (例外的に延長可能) という期限がついています。６年過ぎてもこちらで働きたい、という場合は、就職先で６ヶ月が過ぎた段階でグリーンカードを申請するのがよいとのことです。
いずれにしても、H-1B で就労中の私にとって、転職は気力も忍耐もかなり要する大仕事、というわけでした。