Sakiko のアメリカ暮らし徒然記:仕事、遊び、文化

11/4/2003

Jonny Lang at House of Blues

Filed under: - admin @ 4:00 pm

House of Blues といえば日本人でも知っている人が多いのではないだろうか。ロスのアイコンの一つといってもよいだろう。毎日違うアーチストのライブが行われている。House of Blues は、私の家から歩いて 15 分ほどのところにある。LaCienega をひたすらサンセットブルバードに向かって上がり、突き当たりを右に折れて 400m ほど行った角に位置する。
この日は最近気になり始めていた Jonny Lang のライブということで、出かけて行った。開演 1 時間前に行ったものの、House of Blues の外には長蛇の列。Viper Room の印象が強かったため、中はかなり混雑するだろうな、と想像していたが、その想像は大きく外れた。House of Blues の中は広く、中央正面にステージ、その前はダンスフロアのようなアリーナが広がり、吹き抜けになっている。両脇および入り口の横にバーが合計3箇所用意されているため、ドリンクの注文もスムーズにできる。1階にはほとんど座る場所がないが、2階には席が用意されている雰囲気だった。多分 VIP などが座れるようになっているのではないだろうか。アリーナをはさみ、ステージと向かい合わせで音響装置が並べられていて、その後ろに陣取れば、ステージの真正面でクリアなビューを楽しむことができる。

前座が終わり、10 時にやっと Jonny Lang 登場。21 歳という若さだが、観客の層はかなり幅広い。身体全体でギターを弾き、歌を歌う彼のエネルギーに観客ものめり込む。彼の身体がひとつのミュージックマシンに化しているかのように感じられる。Bluesy でかつ Jazzy なロックとでも言えばよいだろうか。インプロも何度か披露してくれたが、久しぶりに鳥肌が立つ思いをした。かなり以前日本にいた頃、六本木や新宿のピットインで渡辺和美らを観て依頼のことかもしれない。とにかく、彼の身体の中で音楽が魂と同化して、不思議なオーラと音を醸し出しているかのようだった。
彼の CD は日本でも発売されているので、興味のある方は聞いてみてください。CD では、ライブのような興奮は味わえないかもしれませんが、とりあえずお勧めは、Long Time Coming [Bonus Track]

米国にお住まいの方は、以下のリンクからどうぞ。

Comments

RSS feed for comments on this post.

TrackBack URL : http://www.petasphere.com/wp-trackback.php/8

この投稿には、まだコメントが付いていません

Leave a Comment

改行や段落は自動です
URLとE-mailは自動的にリンクされますので、<a>タグは不要です。
HTML allowed: <a href="" title="" rel=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <code> <em> <i> <strike> <strong>


ご注意 : セッティングにより、コメント投稿から実際に閲覧できるようになるまで暫く時間が掛かる場合があります。 再投稿の必要はありませんので、表示されるまでお待ち下さい。

19 queries. 0.037 sec. || Powered by WordPress ME